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橘内照美矯正診断説明

2025年9月24日開催

矯正治療 インビザライン 診断説明 骨格性Ⅱ級 叢生 顎関節症 費用
39
録音時間
2
参加者
0
決定事項
2
アクション
5
懸念事項

本会議では、橘内照美様への矯正診断説明が行われました。骨格性Ⅱ級叢生と診断され、インビザライン治療計画が詳細に提示され、患者様の複数の懸念事項に対応。最終的な治療決定は持ち帰り検討となりました。

橘内照美様 歯科医師

主訴・相談内容

  • 以前の歯科医師からの「矯正で歯が揃っても歯が抜け始める可能性がある」という指摘に対する懸念。
  • 年齢的に歯茎が矯正治療に耐えられるか心配。
  • 3年程度の治療期間に対する先行き不安。
  • 矯正治療中の食事制限について。
  • 親知らず抜歯後の腫れについて。
  • 顎関節症状(大きく口を開けると顎がずれる)が矯正で悪化しないか心配。

現症・所見

不正咬合分類
  • 骨格性Ⅱ級と診断(上顎骨が突出しているタイプ)。
  • 咬合平面はスティープ。
  • 臼歯関係は右側・左側ともにⅠ級(奥歯の噛み合わせは正常)。
歯列の特徴
  • オーバージェット、オーバーバイトは右側0.5mm、左側0.5mmでほぼ正常。
  • 上顎前歯部および下顎前歯部に叢生を認められる。
  • 正中は現在不明瞭で合っていない状態。
その他の所見
  • 親知らずは3本存在。
    • 右上親知らずは非常に高い位置にあり、大学病院での全身麻酔下での抜歯を推奨。
    • 右下および左下の親知らずは、奥歯を後方移動させる治療計画の都合上、抜歯が必要。
  • 歯周組織のタイプは薄い(日本人としては正常範囲)。
  • 歯牙移動により歯肉退縮のリスクがあるため、退縮が見られた場合は治療計画の見直しが必要。
  • Bolton Index (3-3 および 6-6) によると、上顎前歯および全体の歯のサイズが平均より大きく、これが叢生の原因と診断。
  • 患者の顎関節症状:大きく口を開けた際に顎がずれて噛めなくなるが、自分で元に戻せる状態。

検査・診断

シミュレーション(クリンチェック)を提示し、治療中の歯牙移動のイメージと最終的な歯並びを説明しました。

治療計画

装置の種類
  • インビザライン(マウスピース型矯正装置)を使用。
抜歯/非抜歯の方針
  • 親知らずを2本(右下、左下)抜歯する。
  • 非抜歯で治療を進めるため、IPR(Interproximal Reduction:歯間隣接面削合)を実施。
  • IPRは歯と歯の間に0.3mmのスペースを作るため、各歯間隣接面で0.15mmずつごく少量削合する。知覚過敏や虫歯のリスクは低いと説明。
治療期間の見通し
  • 矯正治療期間は2年から3年を想定。
  • 治療終了後の保定期間は、リテーナー(保定装置)を約2年間、主に就寝時に装着する。
ステージング
  • 治療初期段階では、まず奥歯を後方へ移動させてスペースを確保する。この間、前歯の動きはほとんど見られない。
  • 奥歯の移動でスペースが確保された後、前歯の叢生を改善し、歯並びを整える。
  • 治療の最終段階で歯牙の配列が完了した後、保定期間に入る。
注意点
  • アライナーの装着時間は1日22時間以上を厳守すること。食事時以外は装着が必要。
  • 顎間ゴムの使用を指示された場合は、指示通りに装着しないと治療進行不良や後戻りの原因となる。
  • 自己判断で装置の装着状況を変更せず、不明点やトラブル時は速やかに当院へ連絡すること。
  • 追加アライナー(マウスピース)の製作は一般的であり、最初の1セットで治療が完了することは稀。追加費用は発生しない。
  • 歯の痛みは、アライナー交換後の最初の3日間程度に感じやすい。1週間以上痛みが続く場合や痛みが強い場合は報告すること。
  • 歯牙移動中は食べ物が挟まりやすくなるため、丁寧な歯磨きとフロス使用が必要。
  • 発音への影響はほとんどない。アンカースクリューは使用しない。
  • 治療後に現在の被せ物が合わなくなる可能性があり、新しい被せ物の検討が必要となる場合、別途費用が発生する。
  • 顎関節に症状がある場合、治療によって改善することも悪化することも両方の可能性がある。症状が悪化した場合は速やかに連絡すること。
  • 稀に歯肉退縮、ブラックトライアングル、骨性癒着、歯根吸収、歯髄炎、歯髄壊死などの合併症が起こる可能性があり、これらのリスクについても説明し、何かあれば速やかに相談するよう指示。
  • 治療の記録として、レントゲン写真や口腔内写真(個人が特定できないもの)を学術発表や市民講座等で資料として使用する場合があることを説明し、了承を得た。
  • 外科的矯正は行わない。

費用・支払い

治療費用
  • 治療費用総額は税抜きで85万円、税込みで93万5千円
支払い方法
  • 頭金として30万円を振り込み後、装置を発注する。
含まれるもの
  • 毎回の調整費、痛み止めや知覚過敏治療のための薬代は治療費用に含まれる。
含まれないもの
  • 親知らずの抜歯費用。
  • 治療中の虫歯治療費、歯周病治療費は別途保険診療となる。
  • 大学病院への紹介が必要な場合の紹介料。
  • 治療後のセラミック修復や保険適用内の白い詰め物などの処置は別途費用(一本あたり約5万円)。
  • 稀に、歯の動きが非常に困難な場合、追加で5万円かかる特殊な器具が必要となる可能性がある。

患者との合意事項

患者は一旦持ち帰り、家族と相談して治療を検討する意向を示しました。治療を希望する場合は改めて連絡する旨を合意しました。

決定事項なし

タスク担当期限
家族と相談して治療を検討する 橘内照美様
治療を希望する場合、歯科医院へ改めて連絡する 橘内照美様
以前受診した歯科医師から、矯正治療で歯が揃った頃に歯が抜け始める可能性があると言われた。
— 橘内照美様
大きく口を開けた際に顎がずれて噛めなくなるが、自分で元に戻せるとのこと。
— 橘内照美様
患者は一旦持ち帰り、家族と相談して治療を検討する意向を示した。
— 歯科医師