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録音時間
2
名
参加者
0
件
決定事項
2
件
アクション
6
項目
診断項目
Executive Summary
キツナイテルミ様の初診相談が行われ、骨格性II級および叢生に対するインビザライン治療計画が提示されました。患者様は矯正治療に関する以前の指摘や年齢による懸念、顎関節の症状を訴え、治療方法、親知らず抜歯、リスク、費用について説明を受けました。最終的に、患者様は説明内容を持ち帰り、家族と相談して検討することになりました。
Participants
キツナイテルミ様 歯科医師
Discussion
主訴と患者の懸念事項
患者様は以下の点について心配や質問をされています。
- 以前の歯科医師から「矯正治療をすると歯が下がってふけ顔になりやすい」との指摘を受け、その点を懸念。
- 「治療後、揃った頃に歯が抜け始める」という話を聞き、将来的な歯の維持に不安。
- 「この年齢で歯茎が持つか」と年齢による歯茎への影響を気にしている。
- 顎関節の症状:大きく口を開けると「顎がずれた感じで噛み合わせができなくなり、噛めなくなる」ことがあり、自身で整復している。
- 治療中の食事制限や親知らず抜歯後の腫れ、仕事への影響について質問。
診断と口腔内所見
不正咬合分類
- 骨格性II級:上顎の骨が前方に出ているタイプ。
- 大臼歯関係:I級(奥歯の噛み合わせは正常)。
- 上顎前歯部叢生:前歯が前後している状態。
- 下顎前歯部叢生:前歯が前後している状態。
- オーバージェット、オーバーバイト:ほぼ正常な範囲。
- 正中不一致:上下の正中線が合っていない。
- 親知らず:3本存在。
- 右上親知らずは難抜歯(大学病院での全身麻酔が必要なレベル)であり、今回の治療では処置しない方針。
- 右下親知らずと左下親知らずは、歯の後方移動の都合上、抜歯が必要。
- 歯茎の状態(ペリオタイプ):薄いから正常。歯を動かした際に歯肉退縮が起こる可能性がある。
- ボルトン比:上顎前歯および下顎の6番から6番までの歯のサイズが平均より大きいため、歯列に並びきらなかったと診断。
- 顎関節:緩めである可能性。大きく口を開けると顎がずれる症状があるが、患者自身で整復している。
検査内容と診断説明
診断説明時に、歯の動きや最終的な歯並びのイメージをシミュレーション(治療イメージ)で提示し、視覚的に理解を促しました。
提案された治療計画
装置の種類と方針
- マウスピース矯正(アライナー)を主に使用。
- 顎間ゴム:歯を動かすために使用。
- 抜歯方針:右下親知らずと左下親知らずの計2本を抜歯する(治療開始3ヶ月以内が目安)。抜歯は当院または口腔外科専門医への紹介を選択可能。
- 代替手段(IPR):歯と歯の間を0.3mm削り、隙間を作る。歯に問題が生じるような削る量ではないことを説明。
- 治療期間:2年から3年。
- 保定期間:約2年(寝るときに保定装置を装着)。長期的な継続を推奨。
- 治療開始当初は奥歯の後方移動がメインとなるため、前歯はほとんど動かない。
- 最終段階で前歯の叢生を改善し、きれいに並べる。
- アライナーは1枚につき1週間装着し、交換。全66枚が計画されている。
- アライナー治療は最初の1セットで完了することは稀で、通常2回から4回ほどスキャンを行い、追加アライナー(リファインメント)を作り直しながら治療を進める。
- 追加アライナー制作中は、最後のアライナーを1ヶ月程度装着する必要がある。
- 顎関節の症状や歯肉退縮、アライナーの適合不良などが生じた場合も、再スキャンを行い治療計画を修正する。
- アライナー装着時間:毎日22時間を徹底。
- 顎間ゴム:担当医の指示通り装着すること。
- 自己判断による変更は行わず、トラブルや不明点は当院へ問い合わせる。
- 歯肉退縮:歯を動かすことで歯茎が下がる可能性(ブラックトライアングル形成)がある。
- 骨性癒着、歯根吸収、歯髄炎・歯髄壊死のリスクについて説明。
- 顎関節:矯正治療により顎関節の症状が悪化する可能性が30%のケースで報告されている。
- 噛み合わせの変化:治療途中で一時的に奥歯で噛めなくなる、前歯が先に当たるなどの変化が生じることがあるが、最終的には改善する。
- 装置の脱離:顎間ゴムをかけるためのボタン等が外れる可能性。
- インレー・クラウン:治療の段階で、現在入っている被せ物が適合しなくなる可能性があり、一時的に外す場合がある。
- 痛み:最初の3日程度は痛むが、自然と軽減し慣れる。
- 口腔衛生:これまで以上に丁寧な歯磨きとフロスが必要。
- 発音:一時的に話しづらくなる可能性もあるが、慣れる。
- アンカースクリュー(TAD):今回の治療では使用しない。
- 矯正治療写真の使用:個人が特定できないレントゲン写真や口腔内写真については、歯科医師向けの勉強会や市民講座の資料として使用する場合がある。
- 合併症:上記以外にも予期せぬ合併症が発生する可能性があり、その際は対応に努める。
治療費用と支払い条件
- トータル治療費用(税抜き):85万円。
- トータル治療費用(税込み):93万5千円。
- 頭金:30万円。振り込み確認後、アライナーの発注を行う。
- 抜歯費用。
- 治療期間中の虫歯治療や歯周病の専門的なクリーニング費用(別途保険診療)。
- 大学病院への紹介費用。
- 既存の銀歯などをセラミック等にやり直す場合の費用(セラミックは5万円程度)。
- 特別な器具(追加のアンカースクリューなど)が必要となった場合の費用(別途5万円)。
- 毎回の調整費用(通常5千円から1万円程度の調整費は発生しない)。
- 痛み止め。
- 知覚過敏症状が出た場合の薬剤。
患者との合意事項
- 今回の説明内容について、一旦持ち帰り、家族と相談して検討する。
- 治療を開始する場合は改めてクリニックへ連絡する。
Decisions
決定事項なし
Action Items
Key Quotes
矯正治療をすると歯が下がってふけ顔になりやすい。
— キツナイテルミ様
この年齢で歯茎が持つか。
— キツナイテルミ様
大きく口を開けると顎がずれた感じで噛み合わせができなくなり、噛めなくなる。
— キツナイテルミ様