Key Metrics
42
分
録音時間
2
名
参加者
5
件
決定事項
5
件
アクション
Executive Summary
岸波さんの骨格性II級・叢生に対するインビザライン治療方針の初回カウンセリングが行われました。患者からの懸念(痛み、飲食、費用など)への回答、具体的な治療計画、費用、支払い方法、そして今後のスケジュールについて詳細な説明と合意がなされました。
Participants
岸波さん 説明者
Discussion
主訴と患者からの質問
患者は自身の不正咬合の診断結果と治療計画について説明を求めています。
- 「マウスピースって、痛いって、みんなから脅されたんですよ。」と、マウスピース矯正の痛みについて心配を表明しました。
- 「運動やってて、結局、水しかダメみたいなの書いてあったんですけど、」と、治療中の飲食(水以外の飲料)について確認を求めました。
- 顎間ゴムの使用について、具体的な使用方法を質問しました。
- 学生生活でのマウスピース装着・管理について、給食後の対応、人前で外すこと、友人からの反応などについて質問や懸念を表明しました。
- 費用について「いつからちでやってその30万円の支払いはどのタイミングとすればいいのですか」と、初期費用の支払いタイミングを質問しました。
現症と所見
不正咬合分類:
- 骨格性II級と診断(上顎骨が平均と比較して前方に出ている状態)。まだ成長発育途中です。
- 大臼歯関係は右側、左側ともにII級(下顎の歯が後退している状態)。
- 咬合平面はスティープ(急傾斜)です。
- オーバージェットは現在4mm(最終目標は1mm)。
- 上下顎ともに叢生が認められます。
- 正中不一致があり、下顎の正中が左側にずれています。
- まだ萌出していない奥歯(第2大臼歯)が1本あります。
- 親知らずは下顎に1本(8番)、上顎にも1本(8番)埋伏。下顎には稀な9番歯の可能性も指摘されました。
- 歯肉フェノタイプは薄く、歯肉退縮のリスクがあります。
- ボルトン比において、前歯も奥歯(6番から6番)も歯のサイズが平均より大きいと診断されました。
- 顎関節は現状で問題ありません(音鳴りや開口障害はありません)。
検査と診断結果
口腔内写真、レントゲン写真(パノラマ、セファロ)を用いた検査を実施しました。
シミュレーション画面を用いて現在の状態と治療後の変化が説明されました。
上記の検査結果から「骨格性II級」と診断されました。
今回の治療計画は、今後の成長発育を見越した上で立案されています。
インビザライン治療計画
装置の種類:
- インビザライン(アライナー)を用いる。アタッチメントを歯に装着する。
- 顎間ゴム(エラスティック)を使用する。
- MAウィング(下顎前方誘導システム)を使用し、下顎の成長を促す。
- 保定装置(リテーナー)は治療終了後に夜間装着する。
- 基本は非抜歯で治療を進める方針です。
- まだ萌出していない奥歯と、下顎の成長発育を見守ります。
- ただし、治療の途中で抜歯が必要と判断された場合は、再度相談の上、同意を得て抜歯へ切り替える可能性があります。
- 動的治療期間は2年から3年を予定しています。
- 保定期間は2年以上を推奨しています。
- 現在の狭い歯列弓を広げながら隙間を作り、前歯を後方に下げることで叢生と上顎前突を改善します。
- 顎間ゴムとMAウィングを使用し、上顎歯列の後方移動と下顎の前方誘導を同時に行います。
- 治療は複数クールになる可能性が高いです。約80%の改善で一度スキャンし直し、追加のアライナーを発注することが一般的です(2クール目、3クール目)。
- 治療終了後は後戻りを防ぐため保定装置を使用します。
- IPR(Interproximal Reduction): 必要に応じて歯と歯の間を0.25mm程度削ることがあります(2クール目以降に実施する可能性)。
- 顎関節の変異: 治療中に顎関節の位置が変わり、治療ゴールの変更や治療期間の長期化、アライナーの再作製が必要になる可能性があります。
- 歯肉退縮: 歯茎が下がり、歯が長く見えたり、知覚過敏が生じたりするリスクがあります。
- ブラックトライアングル: 歯と歯の間に黒い隙間ができるリスクがあります。
- 骨性癒着、歯根吸収、歯髄炎・歯髄壊死、噛み合わせの変化、装置の脱離、誤飲誤嚥のリスクがあります。
- 自己管理の重要性: アライナーや顎間ゴムの装着指示を遵守しない場合、治療が計画通りに進まない、または後戻りのリスクがあります。
- アライナーの装着時間: 食事時以外は常に装着し、1日22時間以上を目標とします。
- 痛み: 矯正治療の初期(最初の2日程度)は痛みを感じることが多いですが、その後は慣れることがほとんどです。痛みの感じ方には個人差があります。
- 飲食: 水以外の飲料摂取も可能ですが、飲んだ後は虫歯リスク低減のためうがいや歯磨きを推奨します。
- 後戻り: 保定期間のリテーナー装着が不十分だと、治療した歯並びが元に戻る可能性があります。
治療費用と支払い方法
治療費用総額:
- 治療総額は850,000円(税抜き)、消費税込みで935,000円です。
- この費用には、治療中の調整費、追加アライナーの費用、保定装置の費用、痛み止めや染み止めの薬代が含まれます。
- ただし、治療中に虫歯治療が必要になった場合や、歯肉炎のクリーニング、抜歯が必要になった場合は別途保険診療または自費診療で費用が発生します。
- インプラント矯正補助装置(アンカースクリューなど)が必要になった場合は、別途50,000円程度の追加費用が発生する可能性があります。
- 初期費用として300,000円を支払うことで治療が開始されます。
- 残りの635,000円は、治療開始後6ヶ月以内に分割または一括で支払います。
- 治療開始から5年間は追加料金なしでアライナーの追加発注が可能です。5年経過後の治療や調整には別途費用が発生します。
合意事項と次回スケジュール
- 次回来院時に、予防のためのシーラント処置とクリーニングを行うことになりました。
- その際に初期費用300,000円を支払い、アライナーを発注する予定です。
- アライナーの発注から到着まで約1ヶ月を要するため、契約後約1ヶ月で治療開始となる見込みです。
Decisions
- 次回来院時に予防のためのシーラント処置とクリーニングを行う。
- 次回来院時に初期費用300,000円を支払い、アライナーを発注する。
- 契約後約1ヶ月で治療を開始する。
- アライナーは食事時以外1日22時間以上装着する。
- 水以外の飲食後も、虫歯リスク低減のためうがいや歯磨きを推奨する。
Action Items
Key Quotes
マウスピースって、痛いって、みんなから脅されたんですよ。
— 岸波さん
運動やってて、結局、水しかダメみたいなの書いてあったんですけど、
— 岸波さん
いつからちでやってその30万円の支払いはどのタイミングとすればいいのですか
— 岸波さん